資源 resource 2004 9 10
毎朝、日本経済新聞を読んでいると、
業績を上方修正する企業もあれば、業績を下方修正する企業もあります。
これは、少子高齢化社会においては、仕方ないことです。
どうしても、限られたパイを奪い合うことになりますから、
勝ち組企業と負け組企業に分かれていくのです。
人口が増加し、若者主導の消費経済ならば、多くの企業が勝ち組になれますが、
現在のように、人口は減少していないが、高齢者主導の消費経済となると、
どうしても、「業績を上方修正する企業」と「業績を下方修正する企業」に分かれていきます。
もちろん、私も他人のことを批判できません。
このホームページを事業として考えれば、ホームページ事業は赤字です。
そういうわけで、昨年は、実に様々な分野に取り組みましたが、
現在は、経済や投資の分野に資源を集中しています。
(ここでいう「資源」とは、知的資源のことです)
他の分野に手を出すと、かなりの労力と経費がかかりますので、
経済や投資の分野を中心として、時々、政治の分野も取り扱うという方針にしたのです。
だから、私は、あまり赤字企業を批判しないわけです。
それは、「天に向かって唾す」ようなものですから。
何はともあれ、業績を下方修正した企業の皆さん、頑張りましょう。
雨ニモマケズ 2004 8 19
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケズ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
(以下、省略します)
この文章を、宮沢賢治が書いたのは、
昭和6年11月3日とされます。
宮沢賢治は、晩年のほとんどを病床で送り、
昭和8年9月21日に死去しました。
短い人生でした。
この文章は、病床にて書かれたとされますが、
病人にしては、力強い文章だと言えます。
しかし、この文章は、最後まで読めば、
死を予感しているようなところもあります。
宮沢賢治は、今日では、詩人や作家として知られますが、
若い農民に、農業指導もしていました。
宮沢賢治は、花巻農学校教諭でした。
まだまだ、多くの人にとって、
厳しい環境が続きますが、
「雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケズ」、頑張っていきましょう。